アトピーや敏感肌でも脱毛できるの?各サロン、クリニックの対応

アトピーや敏感肌の方でも脱毛をすることができるのでしょうか?

結論から言えば、状態によって可能かどうか決まるのですが、どういう場合に施術できるのか各クリニック、サロンでの対応や、トラブルは起きないのかなどの注意点、アトピーの方におすすめのクリニック、サロンについてまとめました。

1. アトピー肌・敏感肌について

2. 各サロン、クリニックの対応

3. アトピー肌の脱毛のQ&A

4. おすすめのサロン、クリニック

1. アトピー肌・敏感肌について

そもそも、アトピー肌や敏感肌はどういう状態を指すのかをまず整理しました。

前知識: 皮膚は肌バリアで守られている

皮膚は「表皮→真皮→皮下組織」の順にミルフィーユ状の層になっています。

肌を健やかに保つためには、表皮部分に存在する「肌のバリア機能」が正常に働くことが必須。役割としてはまず、表皮の一番外側を覆う皮脂膜が外からの刺激を防ぎます。

次に角質層にもともと存在するNMF(天然の保湿成分)が肌内部の水分と弾力を保持。セラミドなどの細胞間脂質が角質層の隙間をうめ、肌内部の水分蒸発を防ぎます。

健康な肌はこれらの「皮脂膜」「NMF」「細胞間脂質」という3つの物質が正常に保たれることで、肌のバリア機能を担っています。

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参考:千葉県HP アトピー解説

敏感肌とは

正常な肌はバリア機能によって守られているので、少しくらいの刺激ではダメージを受けることはありません。

一方、3つの要素が何らかの要因(加齢・生活習慣など)で不足、バリアが壊れてしまうと、皮膚は摩擦・紫外線などの外部刺激を受けやすくなってしまいます。この状態を「敏感肌」とよび、刺激による「かゆみ」「肌のガサガサ」などの症状が特徴となります。

アトピー肌とは

アトピー肌も、3つの要素が不足して乾燥している状態なのは同じです。乾燥で肌バリアが低下してしまうと、皮膚内部に細菌やアレルゲンなどが侵入しやすくなります。アトピー肌の人はもともとアレルギーをもっている人が多いため、湿疹や強いかゆみなどの反応が起きてしまうのです。

このように肌が過敏になった状態へ、アレルギー反応が加わったものを「アトピー性皮膚炎」とよびます。

アトピーは「強いかゆみ」「ガサガサ肌」「湿疹」などの症状が特徴。比較的左右対称にできやすい傾向があります。また、敏感肌の場合は顔など肌の一部分が荒れる傾向があるのに対し、アトピーは体質的な問題であるため全身に症状が出やすいです。
参考: http://www.kyudai-derm.org/atopy/

2. 各サロン、クリニックでの対応

アトピー肌でも状態によっては脱毛は可能です。各サロン、クリニックではどう対応しているか、実際に聞いてみました。

クリニックでは…

アリシアクリニック

アトピーの方でもレーザーでの脱毛施術は可能です。ただし、かゆみなどが強い時期は避けての施術になります。

リゼクリニック

基本的には施術可能です。ただアトピーの症状には個人差があるので、カウンセリングで医師が施術可能か確認してから行います。

湘南美容外科クリニック

皮膚科等に通院している場合は、主治医に脱毛可能か診断を受ける必要があります。その後、クリニックのカウンセリングで医師が状況などを確認し、施術可能であるか判断します。

キレイモ

アトピーの方でも脱毛可能です。赤みのある部分などは避けて施術します。

ただ、皮膚科などで処方されている薬がある場合は一週間、市販薬ならば三日間ほど使用を止める必要があります。ステロイド剤を使用している場合は、個人差はありますが最大で6ヵ月ほど施術できません。

ミュゼプラチナム

アトピーでも肌が安定している状態なら脱毛は可能です。ただし、皮膚科などの通院している際は医師の許可が必要になります。

銀座カラー

赤みなどがなく、肌の状態が安定している時期ならば施術可能です。ただし、通院している場合は医師の確認が必要です。

ディオーネ

最新の肌にやさしい脱毛機器を使用しており、アトピーの方でも施術可能です。通院している場合は医師の許可が必要です。

※ 各サロン、クリニックが共通して重要視していたのが、事前カウンセリングや医師への確認。アトピーの症状には個人差があり、体調によっても左右されます。自己判断せず、医師や専門家と相談することが大切です。

アトピー肌の脱毛のQ&A

アトピー肌、敏感肌の脱毛について気になる点をまとめました。

レーザー脱毛のあとはステロイドを塗るの?

レーザー脱毛後はステロイドを塗るところが多いのですが、アトピーにお悩みの方の中には、ステロイドに抵抗感のある方もいますよね。そんなときの対処法を各サロン・クリニックへ聞いてみました!

アリシアクリニック

炎症を防ぐため術後にステロイドを処方するが、アレルギーや、抵抗感がある方は塗らなくてもOK。

ただし、肌に熱さを感じたりしている場合は、保冷剤を使って冷却したり、自身でのアフターケアを行う必要があります。

湘南美容外科クリニック

「赤み」が生じた場合などにステロイドを処方します。塗りたくない、塗れない場合は冷却処理(アイスノン、部位の広い部分は濡れタオルで冷却)をして終了となります。

リゼクリニック

「赤み」を落ち着かせるためにステロイドを処方しますが、体質に合わない方は塗らなくても大丈夫です。ただし清潔にしていないと毛嚢炎(ニキビのような症状)になる恐れがあるので、術後は保湿・冷却などのアフターケアが大切です。

※ クリニックによって施術後の対応はさまざまですが、「ステロイドは無理に塗らなくてもよい」というのが共通した回答。どのような処置をしてもらえるのか、カウンセリングで確認しておくと安心です。

また、皮膚科などでステロイドをすでに処方されている際は、肌への刺激を最小限に抑えるため、ステロイド剤の使用をしばらく控える必要があるそうです。

アトピーの脱毛で色素沈着などトラブルは起こる?

肌荒れやシミなどが起きやすいアトピーや敏感肌。色素沈着などのトラブルも心配です。
こちらもサロン・クリニックへ問い合わせてみました!

アリシアクリニック

レーザー脱毛自体で色素沈着が起こることは少ないです。

ただアトピーをもっている方はもともと「かきこわし」などで色味がついている箇所があることがあり、その場合は部分的にレベルを調節したり、避けたりします。(ほくろなど、メラニンが濃い部分は火傷のリスクも高くなるため)

湘南美容外科クリニック

レーザーなどは毛穴の中がやけどした状態。施術後に日光に当たる、日焼け対策を怠るなどすると色素沈着が起こる恐れもあります。外出の際は日焼け止めをしっかりと、普段もボディクリームなどで保湿ケアをすることが大切です。

ミュゼプラチナム

脱毛後に色素沈着が起こることはないのでご安心ください。ただ肌のトラブルを避けるためにも脱毛後のアフターケアは必須とのこと。

※ レーザー脱毛自体で色素沈着が起こることは少ないですが、施術後のアフターケアをしっかりと行うことが大切なようです!

アフターケアはどうすればいい?

基本的には、普段使っているものでよいので、保湿ケアをしっかりしましょう。

もし赤みやほてりがある場合は冷やすのが第一ですが、必ずクリニックやサロンに相談するようにしてください。

前述のように、アトピーの方は肌のNMF(天然保湿因子)やセラミドなどの細胞間脂質が不足して乾燥している状態なので、それを補うものが望ましいです。

普通肌の方も脱毛のお手入れの時は保湿ケアをしっかりするよう言われるので、アトピー肌の方はとくに保湿に気をつけたいところです。

アトピーの人にもおすすめのサロン、クリニック

最後に、アトピー肌や敏感肌にもやさしい最新機器の導入があるサロン・クリニックをまとめました。

ディオーネ

体験価格が16.200円と少々高めですが、敏感肌向けの脱毛方式「ハイパースキン法」を採用しています。

従来の脱毛機器のように、毛根の毛乳頭に熱ダメージを与えるのではなく、低温の光で毛包に蓄熱させて、毛のまわりのバルジという部分に作用して、“毛の種”(発毛因子)を発現させなくします。痛みも少なく、色素沈着などが起こる心配もないので安心。

肌が過敏なアトピー肌の方にもおすすめです。

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アリシアクリニック

メディオスターNEXTという、バルジに作用するタイプのレーザー脱毛機を選べます。

また、希望すれば事前に照射テストを受けることができるので、肌に不安を抱える敏感肌・アトピー肌の方でも安心です。

施術するのは医師免許をもつ医師のみなので、肌状態を確認しながら施術してもらえるのも心強いです。

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