脱毛サロンやクリニックで脱毛するときは、肌に負担を与えないようにいくつか注意することがあります。
せっかくお手入れを楽しみにしていたのに不注意で延期になってしまった、なんてことになったらショックですよね。
当日に受けられないとわかっても、一回消化扱いになってしまうこともあるので、絶対に避けたいところ。
きちんとお手入れを受けられるよう、お手入れ前日と当日の過ごし方をご紹介しますので、参考にしてください。
お手入れ前日の過ごし方
お手入れ前日にかならず忘れないようにしたいのが、施術部位のシェービングです!
① シェービングは必ず
光脱毛やレーザー脱毛では、確実に毛根に光を当てられるよう、ムダ毛は剃っておかないとお手入れが受けられません。
背中など自分でうまく剃れない場合は、シェービング料金を払って剃ってもらえることもありますが、基本的には剃り忘れた箇所はお手入れを受けられないので注意しましょう。
前日夜に、お手入れ部分のムダ毛はシェーバーまたはカミソリで処理を済ませておきます。
おすすめなのは電気シェーバーで、特にフェリエなどの顔用の電気シェーバーは、深剃り防止できるように作られていて、肌に優しいので、サロンでもおすすめされています。
脱毛するためには、毛根を残しておく必要があるので、毛抜きや脱毛テープは絶対にNG!
脱毛に通うあいだは、剃るようにします。
背中やOラインなど自分では処理しにくい部分は、サロンで処理してくれますので、出来る範囲で処理しましょう。
シェービングするときは傷を作らないよう注意してください。
傷や剃り残し、炎症がある部分は避けて、光を照射することになります。
前日夜にゆっくりと、落ち着いて丁寧に処理しておきましょう。
② 飲酒はしない!
お手入れ当日、二日酔いの状態ではお手入れが出来ませんので、前日からお酒は避けましょう。
③ 日焼けはしない!
お手入れのときに肌に炎症があると、お手入れを受けることができません。
日焼けなどは必ず避けましょう。
なお、肌が黒いほど、肌と毛の色の差がなくなって、毛のメラニンに光を反応させづらくなってしまいます。
前日に限らず、脱毛中はなるべく日焼けを避けるようにしましょう。
お手入れ当日の過ごし方
お手入れ当日は、肌に負担をかけないように注意することと、肌の炎症を促進しないよう、血行を良くしすぎないことに注意がひとつです。
① 飲酒や薬の服用は避ける
お手入れ当日に飲酒をしているとお手入れは出来ません。アルコールによって血行が良くなり、肌トラブルが起きてしまう可能性があるためです。
また、薬の服用も避けましょう。
とくに痛み止めの薬を飲んでいると、万が一肌に負担がかかっていても、薬のために痛みがわからなくなっていると困るという理由で、飲まないように言われます。
どうしても飲まなければいけない薬の場合は、医師とエステティシャンに相談しましょう。
② 激しい運動はダメ!
お手入れ前後はスポーツジムへ行くなどの激しい運動も避けましょう。
アルコールと同じように、血行が良くなりすぎて、赤み、かゆみなどのトラブルが起きやすくなるためです。
エステやサウナ、岩盤浴なども控え、ゆっくりと過ごしましょう。
③ 服装はどんなものでもOK
お手入れは専用のキャミソールやガウンなどに着替えてから行います。
VIOは、紙ショーツに履き替えるサロン、クリニックがほとんどです。(なかには下着のままのところもあり)
そのため、どのような服装でサロンへ向かっても問題はありません。
④ メイクはしていってOK
顔のお手入れの際は、鼻下やアゴなどお手入れ部分のみクレンジングでメイクを落とすことになります。
お手入れ後にメイクを直したい方はメイク道具を持参しましょう。
⑤ 肌には何もつけない
お手入れは肌に何も付着していない状態で行うため、日焼け止めやクリーム、制汗剤などは厳禁です!
虫よけスプレーなど直接肌にかけるものも避けましょう。
お手入れ終了後の注意
お手入れ前と同じように、激しい運動や飲酒は血行をよくして、肌の炎症をおこしやすいのでNGです。
当日夜はシャワーのみがベター
サロンによっては、入浴はOKですと言われる場合もあるのですが、血行をよくしすぎないために、湯船に入るのは避けて、シャワーだけですませるよう言われるサロンもあります。
脱毛当日は、シャワーだけにしておくのが無難です。(管理人は、ふつうに入浴してしまっていましたが…汗)
日焼けなどは避け、保湿はしっかりと
もちろんサロン、クリニックでしっかりとアフターケアはしてもらえますが、自宅でも保湿ケアをこころがけ、日焼けなど肌に負担を与えることは避けます。
お手入れ後は、効果が気になってしまうかもしれませんが自己処理は控えるようにします。
ほとんどの場合、10日ほどで自然と毛が抜けます。
(はじめから全部の毛を処理することはできないので、はじめのうちは抜けない毛があったり、1、2ヶ月するとまた新しい毛が生えてきます)
どうしても処理しなければならない場合は、毛抜きは使用せず、シェーバーを使いましょう。